ミハイロフスキー劇場バレエ
ミハイロフスキー劇場バレエ
ミハイロフスキー劇場バレエ

ミハイロフスキー劇場バレエ 旧レニングラード国立バレエ

本公演は2015年1月3日から2015年1月12日まで開催しました。

まさにバレエ・ファンが待ち望んでいた公演!

 レニングラード国立バレエが3年ぶりに来日する。しかも「ミハイロフスキー劇場バレエ」として。それは決して新しい呼称ではない。帝政ロシア時代に皇帝ニコライ一世の弟ミハイルに因み定められた、由緒正しく、誇り高い名なのだ。歴史的な名称での今回の再来日でミハイロフスキー劇場バレエは、『白鳥の湖』『ジゼル』『海賊』という古典の大作を上演。ロシアの名門バレエ団ならではの、重厚さあふれる舞台が期待できる。
 出演ダンサーも豪華。世界のトップ・スターであり同バレエ団芸術顧問のファルフ・ルジマトフは、自身が改訂演出を手がけた『海賊』の海賊コンラッド役。久しぶりの全幕主演となり、すでに大きな話題となっている。やはり国際舞台で大活躍中のデニス・マトヴィエンコは『白鳥の湖』の王子役だ。
 さて、前回の日本公演からの3年は、ミハイロフスキー劇場バレエのさらなる飛躍の期間でもあったといえるだろう。その間に、芸術監督(現在はレジデンス・コレオグラファー)であり今日、世界が最も注目する振付家の一人でもあるナチョ・デュアト作品を次々と初演。それは芸術の都、サンクトペテルブルグのバレエ・ファンに新鮮な驚きをもたらしただけでなく国際的にも関心が寄せられた。斬新なその振付は、ダンサーの潜在意識を呼び起こし、そのダンス・センスを一層磨く結果となった。イリーナ・ペレン、エカテリーナ・ボルチェンコらはクラシック作品とともにデュアトからの信頼も厚いプリマ。今回の公演では、さらに洗練された演技を披露してくれることだろう。
 次々と新しい作品を生み出しているミハイロフスキー劇場バレエは観客だけでなくダンサーにとっても憧れの場所。マリンスキー・バレエのスターだったレオニード・サラファーノフやボリショイ・バレエのアンジェリーナ・ヴァロンツォーワら移籍組の活躍も楽しみだ。
 年始に予定されている『新春スペシャル・ガラ』も再来日ならではの贅沢な内容の様子。こちらも大いに期待できる。

来日公演名称変更について

過去22回、毎年のように来日し、みなさまに親しんでいただいているレニングラード国立バレエ。これまで日本公演のみ劇場の正式な許可を得て、「レニングラード国立バレエ」の名称で公演を開催して参りましたが、2015年来日公演より現地での正式名称に合わせ「ミハイロフスキー劇場バレエ」を使用させていただきます。今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

出演予定 ソリスト

<予定ゲスト・ソリスト>

<予定ソリスト>

  • ファルフ・ルジマトフ

    ファルフ・ルジマトフ
    (劇場芸術顧問)

  • イリーナ・ペレン

    イリーナ・ペレン

  • エカテリーナ・ボルチェンコ

    エカテリーナ・
    ボルチェンコ

  • アナスタシア・ソボレワ

    アナスタシア・
    ソボレワ

  • レオニード・サラファーノフ

    レオニード・
    サラファーノフ

  • ヴィクトル・レベデフ

    ヴィクトル・レベデフ

指揮:ヴァレンティン・ボグダーノフ ほか
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団

※シャプランのマリインスキー劇場への移籍にともない、出演者がソボレワに変更になります。
 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

  • Mikhailovsky theatreミハイロフスキー劇場バレエ

     白夜と芸術の都サンクトペテルブルグで生まれ、育まれてきたミハイロフスキー劇場バレエは、180余年の歴史と伝統を誇る名門劇場のバレエ団。「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割り人形」「ジゼル」など古典バレエを得意とする一方、オリジナル作品の創作にも意欲的に取り組んでいる。1981年の初来日以来、1991年より毎年冬に行っている来日公演は約1000回を越え、観客からの熱い支持を得ている。エレガントで高貴な薫りを漂わせるコール・ド・バレエのアンサンブルの美しさは「世界最高峰のコール・ド・バレエ」と賞賛されている。

作品紹介

  • 恋と冒険とロマン溢れるスペクタクル海賊音楽:A.アダン 他 振付:M.プティパ/P.グーセフ 改訂演出:F.ルジマトフ

    海賊船が荒海で難破し、生き残った三人の海賊、首領コンラッドと、その友人アリとビルバントが島の岸辺に打ち上げられる。メドーラとギュリナーラらギリシャの娘たちが彼らを見つけ介抱する。急襲したトルコ兵から海賊をかくまった娘たちだが、彼女たち自身が奴隷商人ランケデムに捕えられ、奴隷市場へと連れて行かれる。メドーラに一目で恋をしたコンラッドは友人たちとともに変装して追いかける。ギュリナーラは、この島の支配者セイード・パシャへ売られ、続いてメドーラが競売にかけられたそのとき、コンラッドが正体を現す。コンラッドはメドーラを海賊が隠れる洞窟へと連れてゆく。メドーラの頼みで、捕えていた娘たちをコンラッドは解放する。ビルバントは反対するがコンラッドは聞き入れない。それを恨む彼に奴隷商人は復讐をそそのかす。コンラッドのワインに眠り薬を入れ、殺そうとするが目をさましてしまう。奴隷商人はメドーラをパシャのハーレムに連れ去る。コンラッドは托鉢僧に化けハーレムに潜入し、メドーラたちを助ける。アリとギュリナーラ、コンラッドとメドーラは、新しい幸せな人生へと漕ぎ出す。

    海賊
  • ロマンティックバレエの最高傑作ジゼル音楽:A.アダン 振付:J.コラーリ/J.ペロー/M.プティパ 改訂演出:N.ドルグーシン

    村娘のジゼルは、村の青年に恋をしている。青年もジゼルに愛を誓い、農民たちはそんな彼らを見守っている。ジゼルの住む村に、狩に出かけたクーランド公一行が立ち寄る。ジゼルはクーランドの娘バチルドの美しさに引かれる。バチルドもまたジゼルの愛らしさに目を留め、恋人はいるのかと尋ねる。いると答えるジゼル。だが、ジゼルが恋する青年は、じつは貴族アルベルトだった。その正体は、やがて、ジゼルに片思いをしている森番ハンスによって暴かれる。しかもアルベルトは、バチルドの婚約者だった。全てを知ったジゼルは狂乱し、そのまま息絶える。 悲しみ、後悔するアルベルトは、森の中のジゼルの墓にやってくる。森番ハンスも森の中にやってくるが、ウィリーに取り囲まれ、踊り狂わされて死んでしまう。ウィリーとは結婚を待たずに死んだ若い乙女たちの精霊。森に住む彼女たちは、通りかかる旅人たちを踊り狂わせて死に至らしめる。ウィリーの女王ミルタは、アルベルトをも取り囲み、命を奪おうとするが、ウィリーとなったジゼルが彼を守る。やがて夜明けの鐘が鳴り、ウィリーのジゼルたちは消え、救われたアルベルトだけがそこに残される。

    ジゼル
  • 静かに流れるロマンティシズム白鳥の湖音楽:P.チャイコフスキー 振付:M.プティパ/L.イワノフ/A.ゴールスキー
    改訂演出:A.メッセレル 再演出:M.メッセレル

    ジークフリート王子は、その母である王妃から、明日の舞踏会で、城に招かれた娘の中から婚約者を選ぶように告げられる。自由な人生を惜しみつつ、純粋な理想の愛を夢見る王子は、白鳥の群れに導かれるように狩りに出る。森の奥の湖で、王子が目にした一羽の美しい白鳥は娘に変身する。それはオデットだった。悪魔の力で彼女たちは、姿を白鳥に変えられていて、夜の間だけ人間の姿に戻れるのだった。いままでに誰にも愛を誓ったことのない青年の愛だけが彼女たちを救うことができる。王子はオデットに愛と忠誠を誓うが、夜が明け、オデットは再び白鳥の姿に戻る。翌日の舞踏会に、悪魔は、オデットそっくりの自分の娘オディールとともにやってくる。王子はその娘をオデットと思い込み、彼女を花嫁に選ぶと宣言する。悪魔は勝ち誇り、王子にオデットの幻影を見せる。欺かれたと知った王子は湖へと急ぐ。湖ではオデットたちが悲嘆にくれている。悪魔は、恋人たちを滅ぼそうとする。だが、二人の純粋な愛を打ち負かすことはできない。王子は悪魔の羽をもぎ取る。悪の魔法は解け、オデットたちは人間の姿に戻る。オデットと王子は友人たちに囲まれて日が昇るのを見つめる。

    白鳥の湖
  • 新春スペシャル・ガラ

    第1部「くるみ割り人形」より第2幕 ~おとぎの国~
    第2部「白鳥の湖」より第2幕 ~オデットと王子、湖畔の出会い~
    第3部「ライモンダ」より第3幕 ~ライモンダの結婚式~

     新春の2日間だけにお贈りする豪華スペシャル・ガラ。クラシック・バレエの人気演目の名場面をカットなしで、舞台セットとオーケストラ付きでまるごと上演!吉田都をゲストにミハイロフスキー劇場バレエのトップソリストたちが次々と登場!!

    新春スペシャル・ガラ

公演日程/上演演目

[ご注意とお願い]

  • チケットをお求めの際は、予め下記の事項をご了承くださいますようお願い申し上げます。
  • ●価格は全て税込です。
  • ●開場は開演の30分前です(1/3、4、10、11公演は45分前開場)。
  • ●未就学児のご入場はご遠慮ください。
  • ●記載されているキャスト・プログラムは7月現在の予定です。やむを得ない事情により、上演演目、出演ダンサーなどが変更になる場合がございますが、お買い上げ頂きましたチケットのキャンセル及び変更はできませんのでご了承ください。
  • ●会場内おける飲食、喫煙はご遠慮ください。
  • ●写真撮影、録画、録音などは一切禁止させていただきます。
  • ●開演後のご入場は制限させていただく場合がございます。
1/3(土)
14:00開演
(13:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA 発売日
8/29
演目 新春スペシャル・ガラ
出演予定
ソリスト
クリギナ&ヤフニューク
ソボレワ&ルジマトフ
吉田都&マトヴィエンコ
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/4(日)
14:00開演
(13:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA 発売日
8/29
演目 新春スペシャル・ガラ
出演予定
ソリスト
クリギナ&ヤフニューク
ソボレワ&レベデフ
吉田都&マトヴィエンコ
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/6(火)
19:00開演
(18:30開場)
会場 東京文化会館 発売日
8/29
演目 ジゼル
出演予定
ソリスト
ヴォロンツォーワ ペレン&サラファーノフ
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 キャスト変更のお知らせ
上演時間:約2時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/7(水)
19:00開演
(18:30開場)
会場 東京文化会館 発売日
8/29
演目 ジゼル
出演予定
ソリスト
ソボレワ&レベデフ
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約2時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/8(木)
19:00開演
(18:30開場)
会場 東京文化会館 発売日
8/29
演目 海賊
出演予定
ソリスト
ボルチェンコ&ルジマトフ(コンラッド)&サラファーノフ(アリ)
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約2時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/9(金)
19:00開演
(18:30開場)
会場 東京文化会館 発売日
8/29
演目 海賊
出演予定
ソリスト
ペレン&ルジマトフ(コンラッド)&レベデフ(アリ)
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約2時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/10(土)
15:00開演
(14:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA 発売日
8/29
演目 白鳥の湖
出演予定
ソリスト
ボルチェンコ&マトヴィエンコ
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/11(日)
14:00開演
(13:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA 発売日
8/29
演目 白鳥の湖
出演予定
ソリスト
ヴォロンツォーワ ペレン&サラファーノフ
予定キャスト
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 キャスト変更のお知らせ
上演時間:約3時間休憩ありメッセージカードを付ける事が可能です
1/12(月・祝)
15:00開演
(14:30開場)
会場 神奈川県民ホール 発売日
8/29
演目 白鳥の湖
出演予定
ソリスト
ペレン&レベデフ
予定キャスト
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
D席 6,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり