サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター
サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター

サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター

本公演は2015年9月2日から9月6日まで開催しました。

コンスタンティン・タッチキンのバレエが芸術の都サンクトペテルブルグより再来日。

バレエの聖地ともいえるロシア・サンクトペテルブルグを本拠に、イギリス、フランス、アメリカ、オーストラリア、南アフリカほか世界中で公演、絶賛されているサンクトペテルブルグ・バレエ・シアターが、トップ・プリマのイリーナ・コレスニコヴァとともに来日する。
コレスニコヴァは、名門ワガノワ・バレエ学校出身で、国際バレエ・コンクールでも活躍した実力派。ロシアのプリマならではのエレガンスに加えて、「女優バレリーナ」の異名通りの圧倒的な表現力で、世界のバレエ・ファンを魅了し続けており、過去二回の日本公演でも大成功を収めている。今回の来日公演の演目は、チャイコフスキー作曲の「白鳥の湖」と「眠れる森の美女」。「白鳥の湖」はコレスニコヴァの最も得意とする演目であり、彼女の名声を高めた作品。一方、同シアターの「眠れる森の美女」は日本では初めてのお目見え。ドラマティックな舞台が期待される。
ゲストとして出演するダンサーは、ワディム・ムンタギロフとデニス・ロヂキン。ロシア出身で現在、英国ロイヤルバレエ団プリンシパルとして活躍するムンタギロフは、いま世界で最も注目されているダンサーの一人。美しいスタイルと、その甘い雰囲気は「王子様」役にぴったりだ。ロヂキンは、ボリショイ・バレエに、コール・ド・バレエ(群舞)の一員として入団後、大抜擢につぐ大抜擢でいまやボリショイ・バレエを代表するダンサーとなった新星。豪快なジャンプ、スピードある回転も得意。最も「旬」な彼らとの共演で、コレスニコヴァは更なる魅力を発揮することだろう。また、今回は劇場の大型プリマ、サモストレーロワが「白鳥の湖」「眠れる森の美女」両作品に主演。さらに、キエフ・バレエのスターとして活躍するデニス・ニェダクも両作品に出演する。次代のスターの活躍にも大いに期待したい。
サンクトペテルブルグ・バレエ・シアターは、コンスタンティン・タッチキンが1994年に設立したバレエ団。ソ連崩壊(1991年12月)直後、ロシアには多くのバレエ団が誕生したが、そのほとんどは数年後には消滅している。その中で、同バレエシアターは、ロシアで「タッチキン・バレエ」と呼ばれ広く愛され、と同時に世界の舞台に挑戦してきた。サンクトペテルブルグ・バレエ・シアターは、ロシアバレエの伝統を受け継ぐ、しかし新しい時代に誕生し成長を遂げたバレエ団なのである。

出演予定 ソリスト

  • イリーナ・コレスニコヴァ

    Irina Kolesnikovaイリーナ・コレスニコヴァ
    (サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター/プリンシパル)

    サンクトペテルブルグ生まれ。1998年にワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業しサンクトペテルブルグ・バレエ・シアターに入団、ロシアの名誉芸術家であるスヴェトラーナ・エフレモワに師事する。若い頃から独創的な表現力と演技力の才能を認められ、2000年にソリストとして初公演に出演。そのすでに翌年には同バレエ団のプリマ・バレリーナとなった。クラシックバレエはもちろん、コンテンポラリー作品にも豊富なレパートリーを持ち、2008年ロンドンのウエストエンドにあるアポロ・シアターで、スコット・シェクターが手掛け大成功を収めたダンスショー「ディーヴァ」においてハリウッドの伝説的な女優、ジュディ・ガーランドを好演し評判を呼んだ。サンクトペテルブルグをはじめとし、オランダ、ドイツ、イギリス、イタリア、フランス、アメリカ、オーストラリア、南アフリカ、トルコ、スペインなど、世界各地で活躍している。

  • ワディム・ムンタギロフ

    Vadim Muntagirovワディム・ムンタギロフ<ゲスト出演>
    (英国ロイヤル・バレエ/プリンシパル)

    ロシア人ダンサー。ロイヤル・バレエでプリンシパル・ダンサーを務める。ロイヤル・バレエ・スクールを卒業後イングリッシュ・ナショナル・バレエに所属、2014年に ロイヤル・バレエに移籍した。劇場では「眠れる森の美女」のフロリムント王子や「冬物語」のフロリゼルを踊り、人気を博している。

  • デニス・ロヂキン

    Denis Rodkinデニス・ロヂキン<ゲスト出演>
    (ボリショイ・バレエ/リーディング・ソリスト)

    モスクワ生まれ。2009年に、モスクワ国立グジェリ・アカデミック・ダンス劇場付属のスクールを卒業後、ボリショイ・バレエに入団。最近では2014年に、マリインスキー劇場で行われたバレエ公演「カルメン」にホセ役で出演。カルメンを務めたスヴェトラーナ・ザハロワの相手役として注目を集め、これからの活躍に期待が寄せられている。

  • デニス・ニェダク

    Denys Nedakデニス・ニェダク<ゲスト出演>
    (ABT、ウィーン国立歌劇場/ゲスト・ソリスト、キエフ・バレエ/プリンシパル)

    ウクライナのオデッサ生まれ。セルジュ・リファール記念ダンス・アカデミーを卒業後、キエフ・バレエに入団し、ウクライナ人民芸術家のミコラ・プリャドチェンコに師事。2011年に自身もウクライナ人民芸術家の称号を授与され、2015年からはABTとウィーン国立歌劇場のゲスト・ダンサーとして世界で活躍している。

  • アンナ・サモストレーロワ

    Anna Samostrelovaアンナ・サモストレーロワ
    (サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター/プリンシパル)

    1986年、ロシアのフセヴォロシスク生まれ。モスクワのSchool of Classical dance G.V. Ledyakaを卒業後の2003年に、サンクトペテルブルグ音楽院に進学する。2007年、ロシア国立サンクトペテルブルグ・アカデミー・バレエに入団し、2009年にサンクトペテルブルグ・バレエ・シアターへ移籍。今日は同バレエ団のプリンシパルを務める。レパートリーは、「白鳥の湖」のオデット&オディール、「ジゼル」のジゼル、「ドン・キホーテ」のキトリ、「くるみ割り人形」のマリア、「バヤデルカ」のガムザッティ、そして「眠れる森の美女」のオーロラ姫など、多数。

※記載されているキャスト・プログラムは2015年6月現在の予定です。やむを得ない事情により、上演演目、出演ダンサーなどが変更になる場合がございますが、お買い上げ頂きましたチケットのキャンセル及び変更はできませんのでご了承ください。

演奏:東京ニューシティ管弦楽団サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター・オーケストラ

  • サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター

    サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター

     コンスタンティン・タッチキンにより1994 年に、ロシアで初の私設バレエ劇場として設立。サンクトペテルブルグ市内の中心部、リテイニー通りに本拠を置き、最高峰のクラシック・バレエを作り上げているロシアを代表するカンパニー。ロシアをはじめ、ニューヨーク、パリ、ロンドン、オーストラリア、日本など6大陸にまたがるその活躍は注目を集め、群を抜く勢いのあるバレエ団として世界中のファンから愛されると共に今後の活躍に大きな期待が寄せられている。

作品紹介

  • 漆黒の美がチャイコフスキー不朽の名作を舞う白鳥の湖 (全3幕)
    作曲 P.チャイコフスキー 台本 V.ベギチェフ、V.ゲリツェル 
    原振付 M.プティパ、L.イワノフ

     ジークフリート王子の成人の祝いに王妃は石弓を贈り、翌日の舞踏会で婚約者を選ぶよう伝える。そんな心づもりが整わない王子が、物思いにふけりながら森の湖畔に向かい、白鳥に弓を向けると、突然、白鳥が美しい乙女オデットに変わり、自らと仲間の白鳥たち運命について語りだす。悪魔ロットバルトの呪いで白鳥に変えられ、夜の間だけ人間の姿に戻ることができ、高潔な青年が愛を誓うとその呪いが解けるということを。オデットに愛を誓う決心をする王子。
     舞踏会に現れる美しい姫たちに目もくれない王子。そこに、ロットバルトに連れられたオデットそっくりの黒鳥オディールが登場。その妖しい美しさに王子が愛を誓うと、悪魔の高笑いが響き渡る。
     後悔の念で湖畔に急ぐ王子。悪魔との決闘が始まる。2人の運命は?
     清純な白鳥・オデットと妖艶な黒鳥・オディールを一人のバレリーナが踊りわけるのも見どころ。

    白鳥の湖
  • 善と悪の衝突。 時を越えた愛の物語!眠れる森の美女 (全3幕)
    作曲 P.チャイコフスキー 台本 K.タッチキン (原作: シャルル・ペロー) 
    原振付 M.プティパ 舞台 S.パストゥフ 衣装 G.ソロヴィエワ

     オーロラ姫誕生の喜びに湧く宮殿、善の精・リラの精をはじめとする来客が祝福する中、招かれなかった悪の精・カラボスが突然訪れ、オーロラは18歳の誕生日に指を刺して死ぬだろうと予言する。
     オーロラ姫18歳の誕生日、美しく成長した姫に各国から求婚者が現れる。そこで変装したカラボスに渡されたバラのトゲで指を指し、倒れるオーロラ。リラの精は「彼女は死んだのではなく、眠りに着いただけ」と伝え、城じゅうのすべてを同時に眠らせる。
     百年後、リラの精はフロリムンド王子にオーロラの幻影を見せ、彼女が眠る城へと誘う。茨に閉ざされた城を進み、眠るオーロラをキスで目覚めさせる王子。華やかに二人の結婚式が繰り広げられる。
     善の象徴・リラの精と悪の象徴・カラボスの戦いの物語とも伝えられるバレエ。

    眠れる森の美女

公演日程/上演演目

[ご注意とお願い]

  • チケットをお求めの際は、予め下記の事項をご了承くださいますようお願い申し上げます。
  • ●価格は全て税込です。
  • ●開場は開演の30分前です。
  • ●未就学児のご入場はご遠慮ください。
  • ●記載されているキャスト・プログラムは2015年6月現在の予定です。やむを得ない事情により、上演演目、出演ダンサーなどが変更になる場合がございますが、お買い上げ頂きましたチケットのキャンセル及び変更はできませんのでご了承ください。
  • ●会場内おける飲食、喫煙はご遠慮ください。
  • ●写真撮影、録画、録音などは一切禁止させていただきます。
  • ●開演後のご入場は制限させていただく場合がございます。
9/2(水)
19:00開演
(18:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 白鳥の湖
出演予定
ソリスト
コレスニコヴァ&ロヂキン&ニェダク(ロットバルト)
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
9/3(木)
19:00開演
(18:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 白鳥の湖
出演予定
ソリスト
コレスニコヴァ&ムンタギロフ
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
9/4(金)
19:00開演
(18:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 白鳥の湖
出演予定
ソリスト
サモストレーロワ&ムンタギロフ&ロヂキン(ロットバルト)
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
9/5(土)
14:00開演
(13:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 眠れる森の美女
出演予定
ソリスト
サモストレーロワ&ムンタギロフ
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
9/5(土)
19:00開演
(18:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 眠れる森の美女
出演予定
ソリスト
コレスニコヴァ&ロヂキン
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
9/6(日)
14:00開演
(13:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 眠れる森の美女
出演予定
ソリスト
コレスニコヴァ&ニェダク
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり