ヨーロッパとアジアにまたがる世界最大の国ロシア、芸術ロシアを簡単にご紹介いたします。
ロシアの基本情報
正式名称はロシア連邦で、首都はモスクワ。
アジアからヨーロッパに渡る国土面積は世界最大。
ロシアという名称はロシア北西部と、ウクライナ、ベラルーシにあたる、ルーシの北東の辺境地に起こったモスクワ大公国のイヴァン4世(16世紀)の頃に端を発します。
第一次世界大戦後、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国となる。第二次世界大戦、冷戦を経た1990年にエリツィンにより、ロシア共和国と改称するが、その後、連邦を構成していた共和国が次々に脱退し、ソビエト連邦の崩壊とともにロシア連邦が成立しました。
■首都 : モスクワ
■人口 : 1億4,190万人
■公用語 : ロシア語
■通貨 : ロシア・ルーブル(RUB)
ロシア国章
赤盾に金色の双頭の鷲(東ローマ帝国章) 中心にドラゴンを倒す騎士(ヴァシーリー1世の紋章)
モスクワの気候
大陸気候で、極寒や酷暑にはなりません。 日本より高緯度にあるため、4月〜5月の短い春は、朝晩が冷えることもあります。
夏は、近年は30度を超える日もありますが、9月には気温が低下し、10月頃は東京の真冬程度の気温です。
11月から3月にかけての冬は、北海道の真冬程度と非常に寒く、帽子等も含めた防寒が必要となります。
博物館・美術館・観光
聖ワシリイ大聖堂
世界遺産
モスクワ赤の広場にあるロシア正教会の大聖堂。正式名称は「堀の生神女庇護大聖堂」
16世紀、イヴァン4世により建てられた、ロシアでもっとも美しい建物のひとつと言われる聖堂。
ノヴォデヴィッチ修道院
世界遺産
モスクワにある正教会の修道院
モスクワ・バロック様式の代表として知られる。
チャイコフスキーは、この修道院と湖から発想を得て「白鳥の湖」を作曲したとされる。
エルミタージュ美術館
サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館。
世界三大美術館のひとつに数えられる。
元はエカチェリーナ2世が建てた自身専用の美術品展示室で、1863年から市民に公開されるようになった。
エカテリーナ宮殿
サンクトペテルブルク郊外にある、ロシア帝国時代のロココ建築の宮殿。
ピョートル大帝の2番目の妻であり、ロシア初の女帝、エカテリーナ1世の名にちなんでいる。
「琥珀の間」が有名だが、多数のヨーロッパ絵画でも知られている。
ペテルゴフ宮殿(ピョートル大帝の夏の宮殿)
サンクトペテルブルクのペテルゴフにある、ピョートル1世により建てられた宮殿。
ペテルゴフは、ドイツ語で「ピョートルの邸宅」の意。
広大な公園と、多くの噴水が有名。
第二次世界大戦中のドイツ軍による攻撃で廃墟と化すが、50年に渡る修復により、1995年に修復作業が完成した。
アレクサンドル・ネフスキー大修道院
サンクトペテルブルク市内にある修道院。
18世紀初め、ピョートル1世により創設。敷地内にはラーザレフ墓地とチーフヴィン墓地があり、古今のロシア各界の偉人達が眠っている。
また、18世紀から19世紀にかけての著名な彫刻家による新古典主義彫刻の墓碑の数々でも知られている。
音楽家
ピョートル・チャイコフスキー
1840年5月7日 – 1893年11月6日
作曲家。サンクトペテルブルクの法律学校に学び、若くして法務省に勤務するが、4年後23歳で音楽に専念する。その後モスクワ音楽院の講師を務める傍ら作曲に勤しむも、1893年「悲愴」の副題で知られる交響曲第6番の初演の9日後に急逝する。
代表作は、3大バレエと呼ばれる「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」
セルゲイ・ラフマニノフ
1873年4月1日 – 1943年3月28日
作曲家、ピアニスト、指揮者。裕福な貴族の家系だが、セルゲイ誕生時には没落していた。
ペテルブルク音楽院からモスクワ音楽院に転入し、ニコライ・ズヴェーレフに師事、18歳でモスクワ音楽院ピアノ科を大金メダルを得て卒業した。
代表作は、近代ピアノ協奏曲の最高峰のひとつと言われる「ピアノ協奏曲第2番」。
ヨーロッパの名門バレエ団で活躍中のダンサーが出演し、夢の競演を果たします!
■「親子で楽しむ夏休みバレエまつり ヨーロッパ名門バレエ団のソリストたち」
【公演期間】2024年8月3日~8月4日
【開催地】東京
■「バレエの妖精とプリンセス ヨーロッパ名門バレエ団のソリストたち」
【公演期間】2024年7月26日~8月12日
【開催地】神奈川、群馬、愛知、大阪、宮城、秋田 ほか
▼その他の公演情報▼
■ ウクライナ国立バレエ「ジゼル」ほか
25年1月開催予定 ※詳細は24年8月発表予定
■ ジョージア国立バレエ「くるみ割り人形」
【公演期間】2024年12月開催予定
※詳細は2024年7月発表予定