村上佳菜子が音楽会で司会に初挑戦!高橋大輔の誕生日と、村上佳菜子入籍のWサプライズ演奏に会場も大盛り上がり。3/17公演後にアフタートークを開催

3月16、17日に「村上佳菜子のフィギュアスケート音楽会 ~スペシャルゲスト:高橋大輔~」を開催し、両日共に盛況のうちに幕を閉じました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
今回は、公演プログラムの合間に行われたサプライズ演奏の様子と、17日終演後に開催したアフタートークの模様をお伝えいたします。

16日と17日公演のサプライズ演奏
3月16日は高橋大輔さんのお誕生日で、第2部の最後に「ハッピーバースデートゥーユー」の曲をサプライズでプレゼント。村上佳菜子さんが壇上でオーケストラ演奏の指揮を行い、会場も一体となって合唱でお祝いをしました。高橋さんは「嬉しいです!」と満面の笑顔。また、第1部の冒頭では、前日15日の村上さんの入籍発表を受けて、急遽「結婚行進曲」の演奏も行われました、村上さんは曲に合わせて即興で踊り、会場は祝福ムードに包まれました。

高橋大輔さんの誕生日を祝って「ハッピーバースデートゥーユー」をオーケストラで演奏  (Photo: 堀口祐樹)
「結婚行進曲」が演奏されると、村上佳菜子さんは即興で踊りを披露 (Photo: 堀口祐樹)

公演2日目の3月17日は、好評だった「ハッピーバースデートゥーユー」を再び村上さんの指揮で演奏して、16日に続き高橋さんの誕生日をお祝いしました。続いて、前日の公演後と17日公演準備中に内緒で練習を行ったという高橋さんの指揮による「結婚行進曲」が演奏されて、村上さんは驚きの表情に。高橋さんの見事な指揮ぶりに会場も大盛り上がり。2日間にわたる楽しい2曲のサプライズ演奏でした。

「ハッピーバースデートゥーユー」の指揮をする村上さん (Photo: 千葉秀河)
サプライズで「結婚行進曲」の指揮をする高橋さん  (Photo: 千葉秀河)

17日の終演後には、村上佳菜子さんと高橋大輔さんによるアフタートークを開催。2人のお話の途中には、村上さんの呼びかけと会場からの拍手によって、指揮者の田中祐子さんも登場。この公演を通じて仲良くなった3人によるトークが行われ、短いながらも貴重なお話を聞くことができました。

17日終演後のアフタートーク
村上 皆さま、本日は「村上佳菜子のフィギュアスケート音楽会」にお越しいただきまして、ありがとうございました。公演を終えてホッとしました。
高橋 僕は、(本番の出だしから)すごいミスをしてしまいました。
村上 まさかの「よろしくお願いします」で、噛んでましたからね(笑)
高橋 そんなことってありませんよね?(笑)。申し訳ございませんでした。
村上 でも私も、今日はすごく緊張していて・・・。
高橋 今日、ずっと裏で緊張してたよね。
村上 私も噛んじゃって・・・。大ちゃんが「よろしくお願いします」で噛んだからだよ~。
こんな感じで、アフタートークもゆるくトークしていきたいと思います。

村上 まずは、この2日間の演奏会を振り返ってどうでしたか?
高橋 「(生のオーケストラ演奏の)コンサートを、観に来なくちゃ!」と思いました。めちゃくちゃ素敵だなと。音楽を「音楽」として楽しむためにじっくり聴く時間って意外と無くて、昔のことを思い出したり、こんな曲で滑ってみたいなとか、ワクワクする気持ちをたくさん感じられたので、すごく良かったです!
村上 やっぱり音源で聴くのと(実際にオーケストラ演奏で聴く音楽)は、全然感じ方が違いましたよね。
高橋 音に深みを感じました。全然違いましたね。
村上 バイオリンの方もたくさんいらっしゃって、一人一人の手の使い方や表現などを真近で見ることが出来て、すごく衝撃を受けました。
高橋 本当ですね。それぞれ個性がある中で、まとまって一つのものを作り上げていくのは、すごいパワーだなと思いました。
村上 それを改めて感じることができて、私もちゃんと生演奏を聴いて表現していきたいなと感じました。

ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏する五十嵐薫子さん (Photo: 千葉秀河)
「誰も寝てはならぬ」を熱唱するテノール歌手の工藤和真さん (Photo: 堀口祐樹)

村上 私、司会をするのも、人生で初めてだったんですよ!
高橋 素晴らしかったですよね。<会場から大きな拍手>
村上 ありがとうございます。雰囲気をよく知っているアイスショーでもなく、自分の場所じゃないところで司会をするのはプレッシャーでしたが、せっかくの機会だしやってみようと思って挑戦しました!実は、今週の私の仕事の振り幅は本当にすごくて、先週の日曜日はフルマラソンを走って、間でたんぽぽの川村エミコさんと念願だった漫才の仕事をして、週末この音楽会という・・・。
高橋 感情どうなってる(笑)?
村上 ヒールがきちんと履けるかもわからないような状態だったので、不安もありましたが、なんとか乗り切ることができたのも、すべて大ちゃんのおかげです。
高橋 本当に素晴らしかったですよ。
村上 そして、何といっても指揮者の田中祐子さんですよね。
音楽の世界の方ってピシッとしているイメージがありましたが、田中さんはすごくフランクでフレンドリーに話しかけてくれて、それで今回大丈夫だなと思いました。大ちゃんは、田中さんと今回2回目ですよね。
高橋 その時は、ここまでお話できなかったんですけど、今回お話しさせていただいて、本当に大好きになりました。
村上 本当ですよね。今も、いつでも出てきてくれるっておっしゃってくれていて、たぶん出てきてくれるんじゃないかな?

コンサートで司会するのは初めてと話す村上さん (Photo: 千葉秀河)
打ち解けた様子で話す高橋さんと田中さん (Photo: 千葉秀河)

<会場からの大きな拍手で田中祐子さんが登場>
村上 今回は、本当にたくさんのことを助けられました。
田中 すごく素敵でしたよね。オーケストラと一緒にする司会は、今回がはじめて?
村上 司会自体が初めてです。番組でのMCはあるんですけど、収録って撮り直しができるじゃないですか。漢字を読み間違えたりとかすると居残りで撮ってるんです、実は・・・。
田中 貴重なお話を聞けました(笑)。
村上 今回、クラシックコンサートのイメージが変わりましたよね!大ちゃん。
高橋 変わりましたよ!結構敷居が高いイメージがあったんですけど。
田中 オーケストラの演奏会ってよく敷居が高いと言われますが、いろいろな方に気軽に聴いていただきたいです。フィギュアスケートのファンの方って、音楽も好きじゃないですか。<会場から拍手>。それが拍手から伝わってきますよ。拍手の速度が速いんです。
村上 そんな違いもあるんですか?
田中 最初にいただく拍手の速度で、「今日の観客の皆さんは、こんなテンションなんだ」と感じながら棒を振り始めます。若い頃はトークしながらの演奏会もあって、子供向けの演奏会ではギャグを交えながら会場をあたためていくとか。だから、佳菜子さんは今日、司会がはじめてだったのに、オーケストラのコンサートを仕切っているのは、本当にすごいなと思って見ていました。
村上 うれしいです。わたし褒められて伸びるタイプなんですよ。
田中 知ってます(笑)。昨日の(16日)公演でバルトークの舞踏組曲が高橋さんに合ってると思うと言ったら、すぐに皆さんが検索してくれたのをSNSで知って、すごく嬉しくて、マネージャーとそういう演奏会が増えるといいねと話していました。
村上 もっとほかの曲も、オーケストラの演奏で聴いてみたいと思いました。会場の皆さんがうらやましいです。私たち、あそこで聴いていましたよね、裏で。そこがちょっと空いているんですよ。
高橋 演奏を、ちゃんと聴きたいと思って。
田中 演奏会中には言わなかったけど、2人とも、とってもいい意味で真面目なの。そういうのが、オーケストラの皆さんの心をわしづかみにするの。やっぱり、ひとつのことを極めてきた方って素晴らしくて、マナーとか色々なところから私も学ばせていただきました。
村上 私たちも学ぶことがたくさんありました。ここで、ちょっとSNSで募集した質問の企画を・・・。
田中 あるのね、企画が。ごめんなさいね。
村上 あります(笑)。

村上 では、「普段は、どんな音楽を聴いていますか?」
高橋 オールジャンルで、ロックからジャズからクラシックから・・・。プロデュースをするようになって、楽曲を探すために、常に色んなジャンルの音楽を見つけにいったりしているので、固定のこういうジャンルっていうのはないです。気分に合わせて変えたりしています。朝からクラシックをかけたりとかしますね。気持ちいいですよ。
村上 優雅!
田中 似合わない~、いや似合うか。佳菜子さんは?
村上 私は結構テンション上がる曲が好きなので、ちゃんみなさん、セレーナ・ゴメスさん、ジャスティン・ビーバーさんなど。ほかにも「オペラ座の怪人」のサウンドトラックを聞きながら移動したり、クラシックも聴いたり・・・。サウナに入る時間は、クラシックが好きです。田中さんは?
田中 プロになってから普段は音楽を聴かなくなったんですよ、耳を休めたくて。プロになる前はR&Bとかソウルが大好きで、チャカ・カーンさんとかニルヴァーナさんを聴いていました。今もドライブの時には聴きます。でも、例えば歯医者さんでクラシックが流れていて、「リラックスしてください~」とか言われても、できないんですよ。ピアノとか流れていても、テンポ早すぎない?とか気になって。

村上 おもしろいですね。なかなかこんなお話を聞けることはないですから。では、続いての質問です。「ミュージカルやお芝居、コンサートなどに行ったりされますか?好きなジャンルや、見て良かったものなどをお聞かせください」
高橋 音楽とダンスや歌との融合というのが好きなので、ストレートプレイよりミュージカルなどを観に行くことの方が多いですが、オールジャンル好きです。
村上 引退されてからも、いろいろ観に行っていますよね。
高橋 結構好きなので、行ってますね。演出もしているから、照明とかの方面も見るようになってきて。こういう構図にしてるんだとか、動きがいいなとか。
村上 現役時代と見方は変わってきていますか?
高橋 そうですね。アイスショーのプロデュースをすることになってから、見方も勉強していかなきゃと。
田中 佳菜子さんは?
村上 私も大好きですね。小さい頃から劇団四季が近くにあったので。
田中 名古屋の栄だもんね。<注:田中祐子さんも名古屋出身で村上佳菜子さんと同郷>
村上 伊藤みどりさんが劇団四季の中のバレエレッスンを受けていたみたいで、そのつながりで私も山田満知子先生と一緒に見に行くことになったんです。それ以来、舞台が大好きになって。今でも自分でチケットをとって行っていますよ。田中さんは舞台を見たりしますか?
田中 ストレートプレイが大好きです。オペラを振っているので、お芝居が大好きだし、あとドラマや映画を観るのも好きで、演出や脚本はどうなっているとかを想像するのも好きで。いつかね、お芝居を勉強したいの。
村上 なるほど。お芝居を演じるほうですか?
田中 そう。あと、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」という楽曲があって、変拍子がたくさん入った作品なんですが、語りとパントマイムが入っていて、すごく普遍的な物語なんです。絶対聴いてください!
高橋 聴きます!
田中 フランス語の語りが入っているバージョンを先に聴いてください。絶対、アイススケートでやったら素敵だと思うの。お芝居もあるし、語りもあるし、パントマイムもあるし。いつか演出しながら、自分でお芝居しながら、振りながらやりたいみたいな(笑)。
村上 すごーい。私たち滑りましょうか。新しいコラボをまた。
高橋 ぜひ。
村上 まだまだしゃべりたいんですけど、もう「おわり」ってカンペが出てるんですよ。
田中 大きな字で「おわり」って出てる(笑)。
村上 名残惜しいですけど、アフタートークはここで終了となります。ありがとうございました!

最後に、会場の皆さんと写真撮影をしました♪


※16、17日の公演レポートが、「ワールド・フィギュアスケートWEB」で紹介されています。ぜひご覧ください。


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