ポアント(pointe/仏)
「ポアント」とは、「尖端」という意味をもち、バレエにおいて、つま先で立っている状態を指します。
先の平たくなっているトウシューズを履くことで、つま先立ちの状態で踊ることが可能となります。ポアントで踊ることは、19世紀前半に始まったと推定され、ロマンティック・バレエの時代から主に女性ダンサーの踊りに欠かせない技法として広まっていきました。
また、つま先立ちで踊るための靴=「ポアントになる靴」ということから、トウシューズ自体も「ポアント」と呼ばれるようになりました。
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知っているようで、改めて聞かれるとよく分かっていないバレエの用語。本格的にバレエを習った事が無くても、基本的な言葉の意味や成り立ちなどを知っていると、より鑑賞が楽しめるようになります。ここでは、よく使われているバレエに関する言葉を簡単に説明しています。