ポジション
クラシック・バレエでは、手と脚の位置がそれぞれ決まっており、「ポジション」と呼んでいます。
●脚のポジションの種類
脚のポジションで一般的なのは1番から5番まであり、すべてに共通するのは、両脚が外向きに開いているということです。
■第1ポジション
両足のかかとをくっつけるようなイメージで、脚が一本の線になるようにします。
■第2ポジション
第1ポジションからかかとを離し、自分の足1つ分程度のスペースを空けて立つことを指します。
■第3ポジション
第1ポジションから前の足のかかとが後ろ足の土踏まずに触れるようにクロスした状態を指します。
■第4ポジション
第3ポジションまたは第5ポジションから、両足の間に足1つ分のスペースを空け、両脚を交差した状態を指します。
■第5ポジション
前足のかかとが後ろ足のつま先と重なるように両脚を交差し、隙間をあけず密着させた状態を指します。
知っているようで、改めて聞かれるとよく分かっていないバレエの用語。本格的にバレエを習った事が無くても、基本的な言葉の意味や成り立ちなどを知っていると、より鑑賞が楽しめるようになります。ここでは、よく使われているバレエに関する言葉を簡単に説明しています。