クリスマス・スペシャル・クラシックス ~メサイア、第九&アヴェ・マリア~
贅沢で豪華なクリスマスの一日!
名曲の力強い響きが圧倒的量感であなたを包み込む。
次から次へと、怒涛のごとく押し寄せるきらびやかな音の塊。神々しく輝く歌声は空間を彩り、こぼれんばかりになみなみと揺らめく音楽は、遥か彼方まで広がる大海原のよう―今年も、重量感溢れる大オーケストラ、パワフルな大コーラス、世界で活躍する独唱者・指揮者、そして会場の私たちすべてが一丸となって、喜びと幸せを享受するクリスマスを祝い、去り行く一年に思いを巡らすコンサート、「クリスマス・スペシャル・クラシックス」がやってくる。
このコンサートへ行くのに、難しい知識はなくてもよい。私たちはただ、ホールの席に身を沈め、ひたすら音の洪水、音楽から溢れ出る生命力に身を委ねるだけでよい。オペラの名曲、名旋律、名アリア、さらに「アヴェ・マリア」、「ハレルヤ・コーラス」、そして「歓喜の歌」と、この時季のあなたの気持ちを高揚させてやまない音楽の「聴きどころ」ばかり、つまり「クラシックいいとこ取り」が次々と演奏される。
ロシアの名門・レニングラード国立歌劇場管弦楽団の来日にあわせて、特別イベントとして開催されるようになった「クリスマス・スペシャル・クラシックス」も今回で9年連続9回目。毎回、「圧倒された」「贅沢な気分に浸れる」「音楽による満腹感」との声が寄せられている。それはステージいっぱいに広がった演奏家たちの量感、厚みのある音量だけでなく、オーケストラと合唱団の音楽に向き合う真摯な姿から伝わる「熱さ」ゆえのことだろう。
従来のコンサートの枠を超越したコンサートは、年を追って大人気を博してきた。思い出深いクリスマス体験として、1年間頑張った自分へのご褒美として贅沢に聴くのも良いし、家族や親しい友人たちと聴いてもより一層楽しめるだろう。2010年年末最後のこの大イベントは聴き逃せない、いや、絶対「体験」せずにはいられないだろう。