ザ・アイリッシュダンス

ザ・アイリッシュダンス ~ラグース~

本公演は2015年9月11日から9月27日まで開催しました。

心を解き放つ旋律、歌声、そして激しい靴音。全てがライブの本物のショーがここに。

 ラグースは、アイルランド西部に浮かぶアラン諸島最大の島、イニシュモア島にて発足した、アイルランド伝統音楽、歌、ダンス三位一体のショーで、現在日本で観られるアイルランドのショーの中では最も伝統色が濃い。アコーディオン奏者としての輝かしい経歴を持つマエストロ、ファーガル・オー・マルクル氏を筆頭に、アイルランドでも選りすぐりの演奏家やダンサーが集う。日本でも人気が高く、今回の来日は実に6回目を迎える。
 私自身、ラグースの公演は、アイルランド在住時を含め、かれこれ十数回は観ているのだが、ステージ規模は大小様々で、イニシュモア島の小学校の体育館のような集会場での超少人数規模の開催もあれば、ダブリンの中規模劇場での開催もあり、世界公演では更に大規模となる。日本公演はその中でも恐らくパフォーマーの人数も最大級の規模となる。そのため、実は日本公演は本場で観るよりも、迫力あるステップダンスや多くの種類が堪能できるのである。高速で一糸乱れぬ迫力のステップダンスは、もちろんラグースの見どころの一つである。
 ここ数年はシャンノース(ゲール語で" 古い型" の意)のダンス、箒ダンス、社交的なセットダンス(ショー用にアレンジされてはいるが)等も演目に加わり、従来のステップダンスに加え、より多くの伝統的形式も見られるようになってきた。観る度に変化が多いのもラグースの特徴の一つだが、伝統色は保持しているため、例え演目が総入れ替えになったとしてもラグースを観たという経験はほぼ不変である所は安心感がある。
 幕が上がればそこは正にアイルランド。一部の歌はゲール語で歌われるので、雰囲気は抜群。厳しい自然、地面の土も削り取る程の荒ぶる風、それに負けじと辺り一面石垣で囲み耐えるイニシュモア島。男は漁、女は編み物をして生計を立てていた、その中で娯楽として楽しんでいた音楽と歌とダンスを想像しながら鑑賞してみるのも楽しい。

アイリッシュ・ステップダンサー、振付師:タカ・ハヤシ

出演予定

  • ファーガル・オー・マルクル

    ファーガル・オー・マルクル(ディレクター/音楽監督/アコーディオン)

    アイルランド、メイヨー出身。「ラグース」の音楽監督とディレクターを務める他、歌手、またアコーディオン奏者として世界を舞台とした公演に出演している。その他、ケルティック・レジェンドのツアープロダクション「PELE MELE」における音楽監督、アイルランドの伝統音楽教育プログラム「TRAD IN THE CLASSROOM」の共同創設者としても知られる。その音楽的な才能と積極的な演奏活動は、舞台上だけでなく企画面でも発揮され、各地で成功を収めている。

  • へイリー・グリフィス

    へイリー・グリフィス(ヴォーカル)

    イングランド・サリー出身。10代の頃よりテレビや舞台、ミュージカルの場で幅広く活躍し、BBC制作の歴史ドラマやロンドンのウェスト・エンド・ミュージカルにも出演した。2004年よりアイルランドで一世を風靡した「リバーダンス」に出演。参加したツアーは欧米、ロシア、アジア各国など世界に渡っている。
    2005年には大ヒットミュージカル「ロード・オブ・ザ・ダンス」において女神エリン役に抜擢。その後、米国レコード会社Sure Fire Music Groupと契約、2010年5月に力強い歌詞と魅惑的なサウンドのソロ・アルバム「Silver Screen をリリースした。"驚くべきピュア・ソプラノ・ヴォイス"と称された彼女の歌声は、世界中の観客を魅了している。

  • エマ・オサリバン

    エマ・オサリバン(ダンスソリスト)

    アイルランド西部コーンメイラ出身。フィドル奏者のジョニー・コインを祖父に持つ。 2005年よりシャン・ノース・ダンスを始め、4年後に行われた、アイルランド伝統芸能界におけるもっとも権威ある大会"エラハタス"にて、シャン・ノース部門最優秀賞に輝く。これまで、アメリカ、ヨーロッパ、そしてアジア各国にて、数多くのテレビやラジオ番組に出演。また、シャーロン・シャノン、マーティン・オコナー、Lunasa、Teada、チェリッシュ・ザ・レディースなど、アイルランド伝統音楽界の著名人たちとの共演も果たしている。

  • ラグース ~Ragús~

    イタリア・ナポリターナ楽団

    1998 年、アラン諸島イニシュモアにて発足。伝統的なケルト音楽を中心とした、歌およびダンスのエンターテイメントショーで話題のカンパニー。アラン島での成功を経て、その拠点をダブリンへ。これまでに、ヨーロッパ各国、アメリカ、オーストラリア、日本、南アフリカなどでツアー公演を行っている。ラグース全てのメンバーはアイルランドのトップミュージシャン、ヴォーカリスト、ダンサーからなり、自らの起源に脈々と受け継がれる文化を守り続けている。妖精が棲むという美しい国、アイルランドに息づく伝統と高い芸術性を併せ持つそのパフォーマンスは、今や世界各国から高い評価を得、今後の活躍に期待が寄せられている。

公演日程

[ご注意とお願い]

  • ●都合により曲目、出演者等が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
  • ●会場内における飲食、喫煙はご遠慮ください。
  • ●写真撮影、録画、録音等は一切禁止させて頂きます。
  • ●開演後のご入場は制限させて頂く場合がございます。
  • ●未就学児のご入場はご遠慮ください。
9/11(金)
19:00開演
(18:30開場)
会場 市川市文化会館 発売日4/10
席種 全席指定 5,500円
情報 約2時間休憩あり
9/15(火)
18:30開演
(18:00開場)
会場 たましんRISURUホール(立川市市民会館) 発売日4/11
席種 全席指定 5,000円
情報 約2時間休憩あり
9/17(木)
14:00開演
(13:30開場)
会場 横浜みなとみらいホール 発売日4/10
席種 S席 8,000円
A席 6,500円
B席 5,000円
情報 約2時間休憩あり
9/19(土)
12:30開演
(12:00開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日4/10
席種 S席 8,000円
A席 6,500円
B席 5,000円
情報 約2時間休憩あり
9/19(土)
16:00開演
(15:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日4/10
席種 S席 8,000円
A席 6,500円
B席 5,000円
情報 約2時間休憩あり
9/20(日)
14:00開演
(13:30開場)
会場 東京オペラシティ コンサートホール 発売日4/10
席種 S席 8,000円
A席 6,500円
B席 5,000円
情報 約2時間休憩あり
全国日程はこちら
日時 公演会場/地域 問い合わせ先 発売日
9/11(金)
19:00開演
市川市文化会館 大ホール
(千葉県)

(公財)市川市文化振興財団

047-379-5111

4/10
9/12(土)
14:00開演
栃木県総合文化センター メインホール
(栃木県)

(公財)とちぎ未来づくり財団

028-643-1010

4/17
9/13(日)
15:00開演
滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
(滋賀県)

しがぎん経済文化センター

077-526-0011

5/31
9/15(火)
18:30開演
たましんRISURUホール(立川市市民会館)
(東京都)

たましんRISURUホール

042-526-1311

4/11
9/17(木)
14:00開演
横浜みなとみらいホール
(神奈川県)

神奈川芸術協会

045-453-5080

4/10
9/19(土)
12:30開演
Bunkamuraオーチャードホール
(東京都)

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
9/19(土)
16:00開演
Bunkamuraオーチャードホール
(東京都)

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
9/20(日)
14:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
(東京都)

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
9/22(火・祝)
14:00開演
宝山ホール(鹿児島県文化センター)
(鹿児島県)

ROONルスト

099-223-8426

3月中
9/23(水・祝)
14:00開演
佐賀市文化会館 大ホール
(佐賀県)

ROON

0952-26-2361

3月中
9/24(木)
18:30開演
福岡市民会館
(福岡県)

ピクニックチケットセンター

050-3539-8330

5〜6月予定
9/26(土)
15:00開演
愛知県芸術劇場 大ホール
(愛知県)

中京テレビ事業

052-957-3333

未定
9/27(日)
15:00開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
(兵庫県)

ABCチケットインフォメーション

06-6453-6000

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