スウィングル・シンガーズ ~アカペラ・クリスマス~
出演予定
ジョアンナ・ゴールドスミス・イートソン (ソプラノ)
サラ・ブライマー (ソプラノ)
クレア・ウィーラー (アルト)
オリヴァー・グリフィス (テノール)
クリストファー・ジェイ (テノール)
ケヴィン・フォックス
(バリトン/ヴォーカル・パーカッション)
トビアス・ハグ
(バス/ヴォーカル・パーカッション)
ルーシー・ベイリー (アルト)
※曲目・来日歌手は指揮者の意向により変更される可能性がございます。予めご了承下さい。
予定曲目
クリスマス協奏曲 (A.コレッリ)
フーガ ニ短調 (J.S.バッハ)
まぶねのなかでしずかに (教会讃美歌 第36番)
そりすべり (L.アンダーソン/M.バリッシュ)
チケット・トゥ・ライド〜涙の乗車券〜
(J.レノン/P.マッカートニー)
アメイジング・グレイス (J・ニュートン)
サイレント・ナイト (F.グルーバー/J.F.ヤング)
序曲「1812年」 (P.チャイコフスキー)
など クリスマス曲多数
曲目試聴
- クリスマス協奏曲 (A.コレッリ)
- フーガ ニ短調 (J.S.バッハ)
- チケット・トゥ・ライド〜涙の乗車券〜
(J.レノン/P.マッカートニー) - アメイジング・グレイス (J・ニュートン)
スウィングル・シンガーズ
観て、聴いて、最高のアカペラ・ステージ
アカペラ・グループとして彼らほど全世界にその名が知られているグループが他にあるでしょうか。1963年パリで結成された、スウィングル・シンガーズというこの8名男女混声アカペラ・ヴォーカル・グループは、「ダバダバダ」というジャズ・スキャットでバッハを歌い、その鮮烈なデビューアルバム「ジャズ・セバスチャン・バッハ」は世界中で大ヒットとなり、グラミー賞を獲得して、一世を風靡しました。
一流劇場のステージを席巻する超絶技巧
メンバーの変遷を経て今もなおその伝統は、パリのオリジナル・グループの創設者であるウォード・スウィングルによって選ばれた、若く、ゴージャスで、才能あふれる現メンバーによって引き継がれています。彼らは、その伝統的なスキャットによるバッハをベースに、時代とともに進化しつつ、様々なジャンルの音楽を取り入れ、モダンな作品やアレンジ、振り付け、照明などを巧みに駆使して、観て、聴いて、最高の、完成されたアカペラのステージを提供しています。
なんでも歌ってしまう真の音楽の悦び
信じられない程の声の妙技とその調和は超絶技巧と賞賛されながら、それを軽快に歌い上げて、ハイレベルなエンターテイメントに仕立て上げるスウィングル・シンガーズは、アカペラ音楽の世界だけでなく時代を超えてあらゆるアーティストたちから崇拝されてきています。そのテクニックは、ズービン・メータ指揮ウィーン・フィル、ニューヨーク・フィル、シカゴ交響楽団、チョン・ミュンフン指揮ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団など名だたるオーケストラと共演するだけでなく、ロンドンのロニー・スコッツ・クラブ、ミラノ・スカラ座のコンテンポラリー・オペラ、パリ・シャトレ座など世界中の一流劇場のステージに立って証明されてきました。
近年は、バッハ作品や器楽曲をジャズ・スキャットにアレンジしてフレンチ・ポップスのスパイスをプラスした人気のナンバーだけでなく、「音楽であればなんでも歌ってしまえ」をモットーに特殊な効果音を奏でるビートボックスやパーカッションなどの楽器サウンドを加えたり、ギターやピアノなどのセッション・ミュージシャンとの共演で小粋なスウィングを聴かせるなど、独自の音楽を生み出しています。こうして彼らのレパートリーは、ジャズ、ポップス、映画音楽、ボサノバ、タンゴなど様々なジャンルへと無限に広がり、そのサウンドは世界を驚愕させています。
今年もそのオリジナル・サウンドからお馴染みのクリスマス・ナンバーまで5年ぶりに来日を果たす彼らの音楽を存分にお楽しみいただけるプログラムとなっています。ひとつひとつのサウンドに心をこめた、真の音楽の悦びあふれる、スウィングル・シンガーズの世界を是非ご堪能ください!